骨格ボディメイクのワークを始めてから、重心位置や足の形が変わってきたおかげか、
今まで履いている靴がどんどん合わなくなってきました。
靴底を見るとびっくり!
減り方が左右で違うだけでなく、かなり削れているわ、穴まで開いているわでショックを受けたんですよね。
そこで、今回は靴底の減り方によって、どのような体の歪みが顕れているのか?について考察&調べてみました。
ぜひご自身の靴底を観察して、体の癖について考えてみてくださいね!
この記事はこんな人におすすめ
- なんとなく靴が自分に合わない気がする
- 靴底が減りやすいのでその原因が知りたい
- 靴底の減り方によって体の歪みや癖が知りたい
①靴底の内側が減る場合
靴底の内側が擦り減るのは、かかとが内側に傾いた「過回内」の状態が考えられます。
くるぶしからガクンと内側に足が倒れているような状態です。
これはさまざまな足のトラブルの原因になります。
人間の足は中心が人差し指にあり、そのラインの延長線上に、足のアーチの最も高い頂点がきます。
歩くたびに足のアーチがほんの少したわむことで、歩いている時の衝撃を吸収し、効率よく蹴り出す力になるためにこのような不安定な形になっているんですが、
過回内の状態だと、アーチが潰れて機能しにくくなるため、痛みや不調となってその影響が体に出てくることも考えられます。靴底の内側が擦り減る人は不調の原因が足裏にあるかも?と注意してもいいかもしれません。
②靴底の減り方が外側からの場合
靴底の外側が大きく減っている場合は、足首が外側に傾く「過回外」の状態です。
くるぶしから足が外側に大きく傾いてしまっている状態です。
過回外の人は、本来は正面を向くはずの膝が外を向いるので、
ふくらはぎの骨がねじれ、足首や膝に負担がかかります。
膝痛を持つ方も多いです。
最も注意したいところとしては、過回外の人の足は構造に余裕がなくなっているため、着地した時にほとんどたわまないんです。
そのため足で衝撃を吸収することができず、膝や股関節を痛めやすくなってしまいます。
③靴底の減り方がかかとからの場合
靴底の減りが踵からの場合は、
そもそもの骨盤が後ろに傾いていて重心が後ろになるため
猫背・ガニ股気味の姿勢が多くなります。
また、重心位置が後ろにあるために前に進もうとするときに倍の力が必要になり、
踵の着地が踵落としをしつつすり足のようになるので減り方が顕著になって行きます。
④靴底の減り方が真ん中からの場合
この靴の真ん中が擦り減るパターンは、
アキレスけんが硬く縮んでいることから、その縮んだアキレス腱に引っ張られて体が後ろに傾きます。
それによって重心が中心からかかとに偏ってしまうことが考えられます。
この状態だと、体がバランスを取ろうとして前かがみになりがち。
さらに猫背になり、腰痛や股関節痛の原因にもなり得るんですよね。
アキレス腱が硬いとどうなるの?
アキレス腱が硬い人は、そもそも後ろに重心があるため足首を前に倒して体重を正しく移動させることができません。
足裏が着地してもすぐにかかとが浮いてきて、股関節をギュッと力を入れてねじって歩くような癖が見つかるかもしれません。
力が入る分その部分に擦れが靴底に表れてきますのでぜひ自分の歩き方もみてみて下さい。
靴底の減りに左右差がある場合
靴底の減り方が左右で違う場合は、
どちらかの足が強く、回内もしくは回外していて、
重心が偏っているか、左右の足の長さが違っていることも考えられます。
歩いている時の動画を録画してみて、見返してみると
「自分ではまっすぐ歩いているつもりだったのに、すごく片側に傾いて歩いてる!!」
というようなことがわかるのでおすすめですよ。
自然な靴底の減り方は踵よりのやや外側
歩くときの足の動きは、
- かかとの少し外側から着地足裏全体が着く
- 足首が前に進む
- 親指の付け根で地面を蹴って抜ける
これを考えると、靴底の踵よりやや外側が減るのが自然と考えられます。
ただ、ここで極端な左右差があったり、削れ方が大きかったりしたら、体の歪みを疑った方がいいかも。
私の靴底の減りから体の歪みや癖を考察
踵と外側のすり減り
ひゃ〜!
踵よりの外側が大幅に削れているのを発見しました。
なんとなく踵が痛いな〜って歩いてると感じることがあるので、思いっきり衝撃をここに集中していたのかもしれません。
左右差があるのに気づく
左右並べてみると、右側が大幅に削れているのがわかります。
歩き方の動画を撮ってみたら、なんと片側に思いっきり傾きながら歩いていることがわかりました。
ショック〜〜〜・・・・。
右足だけ真ん中のひび割れ(もはや穴)を発見
小雨なのに、なんだか足が濡れてるなあ。。なんて気づく時があったんですが、
なんとひび割れて穴空いていたとは驚きました。
左のアキレス腱を怪我しやすいのは、片側に重心を置いていることも原因になりそうです。
内側の甲部分の擦れを確認
運動靴も同じ場所が擦れてカッコ悪いことになりがちなんですが、
これは普段の歩き方の癖や歪みが関係していそうですね。
自分の靴底の減り方を観察してみよう!
靴のすり減り方から、体の使い方の癖や歪みがわかるのは驚きでしたね。
今回自分の靴を観察してみて、こんなに歪んで歩いていたのか〜とわかり、
すぐに新しい靴を買いに行きました。
すり減りに左右差がある靴を履いたら、折角整えた骨格もまた歪んじゃいますからね!
ぜひみなさんも今日から自分の靴の減り方を観察してみて、
日々の体の使い方の観察に役立ててみてください!